株式会社Asia Plus代表取締役社長 黒川賢吾
株式会社Asia Plus ( www.asia-plus.net )代表取締役社長。
NTT、ソニー、ユニクロにて海外マーケティングを担当。
2014年にAsia Plusを設立しベトナムマーケットリサーチサービス「Q&Me( www.qandme.net )」を展開中
【第70回】ベトナム主婦の料理習慣 - 6,000枚の写真からの調査結果 [2023年09月27日]
ベトナムでは非常に多様な地場料理が楽しめる一方、最近では海外の様々な料理が楽しめるようになっています。一方でベトナムの家庭では日常的にどのような料理を作っているのでしょうか?本調査のため、週に5回以上料理をしている300人のベトナム主婦から6,000枚以上の食事の写真を集め、詳細な分析を行いました。一週間にわたり、これらの主婦たちは自分たちの料理の写真を撮影してもらい質問に回答してもらう形でベトナ...
【第69回】ベトナム人の好きな国内旅行先は? [2023年08月01日]
コロナ以後、ベトナム人の国内旅行需要が高まっています。ソーシャルディスタンス期間に旅行が制限されていた反動に加えて、ベトナム人が余暇を楽しむようになっていることが背景にあるかと思います。今回はベトナム人の国内旅行について調査をしてみました。
ホーチミン・ハノイ在住の20歳〜39歳に対しておこなった当社の調査によると、回答者の49%が3ヶ月に1回の国内旅行を行い、3割が2ヶ月ごとに旅行に行っていま...
【第68回】ベトナム人は物価高にどのように対応しているのか [2023年07月10日]
ベトナムの経済は不動産屋や輸出入業などを中心に現在厳しい状況にありますが、一方で他の国々と同様、物価上昇がベトナム人の生活を圧迫しています。統計局の発表する小売市場のデータでは着実なペースで市場は成長していますが、一方で市場の拡大の一部は物価上昇によって起こっています。当社が今年6月に実施した調査によると、74%の人が前年比で物価の上昇を認識しており、そのうち27%が物価が急激に上昇したと感じてい...
【第67回】Made in Japanはベトナムにどれだけあるのか [2023年06月28日]
原産国(Country-of-origin)は、購入を決定する際の最も重要な要素の 1 つです。 過去の調査では、化粧品、医薬品、食品、電子機器の中で原産国の重要性が特に高く、 特に「Made in Japan」や「Made in Korea」は信頼や品質の代名詞として使われています。
一方で、多くのブランドが生産戦略を東南アジアや中国に移すようになってから10年以上が経ちました。 では、ベトナ...
【第66回】ベトナムの店舗の日商はいくらくらいなのか? [2023年06月13日]
ベトナムでビジネスをしていると店舗の日商はどのくらいなんだろう、と気になることがあります。日本と異なり多くのデータがあるわけではないのですが、大手企業のIR資料などから売上を推測することは可能です。ベトナム大手の店舗売上について推測をしてみました。
店舗ごとの小売日次売上高と月次売上高は次のように計算できます。「小売店の店舗以外の売上やオンライン販売」「年度中の店舗数の変化」などの不規則要素はあ...
【第65回】ベトナムの景気はどれだけ悪いのか?- モバイルワールドのIR資料による景気分析 [2023年05月29日]
最近のベトナムは経済の調子が良くなく、メディアでも経済悪化を示唆する数値が並んでいます。 第 1 四半期の GDP 成長率が当初の予想よりも大きく下回っただけでなく、不動産・輸出・製造業などの業界において特に、ネガティブな業界ニュースを多く目にします。
ベトナムの小売大手グループのモバイルワールドインベスターグループ(MWG)の財務データを分析することで、現在のベトナム消費者小売市場の現状につい...
【第64回】ホーチミンとハノイではどちらに日本のお店が多いのか [2023年05月16日]
ホーチミン・ハノイではどちらが日本好き?
好きな国や、海外の料理、行ってみたい海外の国・・などの項目で日本の好意度を調べてみると、ホーチミン・ハノイともに数値が高いことがわかります。ハノイの人々の間で韓国料理や文化への関心が高い一方で、ホーチミンの人々の間では欧米の文化であったり、より興味の対象が多面的だったりといった特長はありますが、ホーチミンの人々もハノイの人々も日本に高い関心を持っている点...
【第63回】日本文化に対するベトナム人のイメージについて [2023年05月09日]
2023年、日本とベトナムは国交樹立50周年を迎え、これを記念して多くのイベントが開催されています。 今回は、ベトナム人を対象に日本文化に関するアンケート調査を行いました。
日本は文化、食べ物、旅行で最も人気のある国
両国の長年の良好な関係からか、日本は「好きな文化」「世界の好きな食べ物」「好きな旅行先」で最も好きな国とされています。 好きな国といえば日本と韓国の両国が人気にあがりますが、若者...
【第62回】ベトナム人はECで何を買っているのか? [2023年04月24日]
ベトナムのオンラインショッピング業界は増加傾向にあり、小売業界全体を上回るペースで成長しています。今回は、ホーチミンとハノイで定期的にオンラインショッピング利用者を対象に、よく利用するカテゴリーやECショップなどを理解するための調査を行いました。
Shopeeがダントツの人気
人気のあるECショップを見てみると、Shopeeが最も人気がありLazadaがそれに続いています。またこういった巨大E...
【第61回】ベトナムの小売はコロナ後どう変化したのか? [2023年04月18日]
ベトナムの小売の状況は、特にCOVID-19以降、着実に変化しています。あらゆるカテゴリーでオンラインショッピングがこれまで以上に一般化した一方で、実店舗への大きな投資も行われています。2023年のベトナムのカテゴリー別店舗数の推移から、ベトナムの最新小売トレンドを見ていきたいと思います。
食品小売:Winmart系が復活、Bach Hoa Xanhはリストラ中
スーパーマーケットの数は長年安...
【第60回】ベトナムで人気のカフェ・レストランは? [2023年04月11日]
ベトナムで人気のカフェ・レストランは?
ベトナムには多くのカフェ・レストランがあります。都市部を中心に1600以上のカフェチェーンと1500程度のレストランチェーンがあると言われており、特にカフェの多さはコーヒー大国ベトナムの特長と言えます。カフェで友人・家族と数時間会話を楽しんだり、仕事や勉強に時間を費やすのはベトナムの一般的な風景です。それではベトナムの人々はどういった外食店舗を利用している...
【第59回】ベトナム人はどこで食料品を購入するのか [2023年04月05日]
ベトナムの小売市場の特長の一つは伝統小売市場が未だに非常に大きな割合を占める点です。特に「ウェットマーケット」と言われる食料品市場が10000近く存在し、ベトナム人にとっての主要な食料品購入場所になっています。食料品の購入に関して、ホーチミン・ハノイの女性の利用状況を調査しました。
半数以上の食料品購入をウェットマーケットに依存
昨今では多くのスーパー・ミニスーパー・コンビニなどのモダントレー...
【第58回】ベトナム人の化粧事情〜なぜ口紅ばかりが売れているのか [2023年03月21日]
ベトナムの化粧品市場は着実に成長しています。以前は、化粧をせずにスッピンで外出する人も多かったのですが、数年前と比較すると外見に注意を払い、美容製品にお金を費やす人も増えたように感じます。今回の調査ではホーチミンとハノイの16-40歳の女性を対象に化粧品の利用に関する調査を行いました。
20代から美容製品に出費
年齢別に化粧品の頻度を見ると、20代と30代では美容製品の頻度が高くなっています。...
【第57回】ベトナム人が利用している人気のアプリは?(2023年版) [2023年03月21日]
ここ数年でベトナム人のスマホアプリの使い方は大きく変化してきました。以前は情報収集がメインだったのですが、コロナ禍を経てその利用方法はショッピングや支払い、勉強、健康管理など多岐に渡るようになりました。今回私たちは、モバイルアプリの使用状況を追跡するiOSの「スクリーンタイム」機能を利用して、どのようなモバイルアプリをどのくらい利用しているのかの調査を行いました。「スクリーンタイム」機能では、モバ...
【第56回】ベトナムの2022年の小売市場トレンドについて [2022年04月29日]
ベトナムの小売市場ですが、ベトナム統計局の発表によると2021年の小売市場の売上は前年比8%マイナスとコロナの影響を大きく受ける形となりました。そんな中ベトナムのチェーン店(モダントレード)の景況は大きく変化しています。今回は、ベトナムのモダントレードのこの1年の変化について見ていきたいと思います。
引き続き増えるBac Hoa XanhとWinmart+
ミニスーパーのBac Hoa Xan...
【第55回】タケノコの如く店舗数を増やすBach Hoa Xanhの成功の秘訣とは [2021年08月27日]
ベトナムではCovid-19の影響で、食料品などの生活必需品の確保が注目を集めていますが、食料品小売の中でここ数年注目を集めているのが Bach Hoa Xanh です。まだ開業から6年に満たない食料チェーン店舗なのですが、ベトナム人の生鮮食品確保の場として大きくビジネスを伸ばしています。今回はこのBach Hoa Xanhの成功の背景について解説したいと思います。
Bach Hoa Xanhは...
【第54回】一人当たり平均月収から見るベトナムの地域格差について [2021年07月15日]
VIETJOベトナムニュース でも記事の掲載がありましたが、先日ベトナムの統計総局(GSO)が2020年の世帯生活水準調査を実施しました。 ビンズオン省 が最高の平均月収額だったという結果に驚いた人も少なくないかと思います。細かく見ると色々ツッコミどころのあるデータではありますが、今回は、この統計総局のデータを元に ベトナムにおける都市別の生活水準 について見ていきたいと思います。
省・市ごとの...
【第53回】ベトナム人がコロナ収束後にやりたいことは? [2021年06月24日]
ホーチミン市では現在まさに新型コロナの影響で、飲食店などが閉店を余儀なくされ、ソーシャルディスタンスやリモートワークが推奨され、外出する機会が減少し、自宅で過ごす時間が増えています。そのような中、ベトナム消費者はどのようなことに時間を費やし、またコロナ収束後にはどのようなことをしたいと考えているのか、2021年6月に実施した直近のアンケート結果から考えていきたいと思います(サンプル数:969名)。...
【第52回】Shopeeが一人勝ち?〜アクセス数から見るベトナムECの現状 [2021年04月28日]
ベトナムのEC市場は前年比25%程度の成長 を遂げています。ベトナムの消費者小売市場の伸びがコロナ前までは大体10〜12%程度でしたので、倍のペースで伸びています。小売市場全体でのオンライン比率は現在5%程度と考えられます。日本のEC比率が7%弱と言われていますので市場規模は異なるもののオンライン利用の機会としては非常に近しいものとなっています。
そんなEC市場ですが、ここ1~2年の間に主要プレ...
【第51回】テクノロジーで変わるベトナムのパパママストア営業 [2021年04月14日]
ベトナム市場の特長の一つとして、個人商店(パパママストア)が多いことが挙げられます。ここ数年で都心部を中心にスーパーやコンビニなどが増えたとはいえ、小売売上の半数以上がパパママストアによるものだと言われています。こういった店舗では店舗オーナーが必要なときに電話やチャットで商品を注文したり、メーカーの営業マンが足繁く訪問したりという形で商売が成り立っています。
デジタルサービスによる流通改革...
【第50回】ベトナムのリモートワークの現状について [2020年04月17日]
ベトナムでも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、ソーシャルディスタンスが浸透し、極力外出を控えることが求められるようになりました。多くの企業が、リモートワークなどの対応を強いられていますが、その現状についてベトナムで既にリモートワークを行なっているオフィスワーカーを対象に調査を実施しました(調査は4月上旬に実施)。
実際にリモートワークをしていますか?
現在、調査対象...
【第49回】ベトナム人が本当に使っているモバイルアプリは? [2020年02月21日]
ベトナム人にとってスマートフォンは情報のハブとなっているだけでなく、ショッピングをしたり、最近では支払いをしたりと本当に欠かせないツールとなっています。都市部の若者におけるスマートフォンの所有率は95%を超えています。そんなベトナム人ですが、実際にスマートフォンでどのようなアプリケーションを使っているのでしょうか?今回はiPhoneに内臓されているスクリーンタイムという機能を使って、ベトナム人が実...
【第48回】ベトナムのモバイル決済の現状について [2020年01月16日]
ベトナム都市部では、コンビニなどの店舗やレストラン、カフェなどにおいて、モバイルで支払いを行う人々の姿を見ることが多くなりました。現金主義のベトナムですが、すでに30ものモバイル決済業者が存在し、競争は日々激しさを増しています。今回はモバイル支払いの現状について、モバイル決済利用者への調査結果から見ていきます。
どんな時にモバイル決済を使いますか?
現在、多くのモバイル決済業者が、様々なプロモ...
【第47回】ベトナムの小売は現在どうなっているのか? [2019年06月19日]
ベトナムの小売市場は、2018年の年間平均成長率が10%を超え順調な成長を見せています。その 成長を牽引しているのが、コンビニやスーパーマーケット、デパートなどのチェーン展開を行なっている店舗 です。パパママショップのような伝統的な小売店舗が未だに大多数を占めるベトナムとはいえ、都市部を中心に多くのチェーン店舗が展開されるようになっています。
そんなベトナムの小売店舗の昨今の特長について、大...
【第46回】ベトナム人は仕事でメールを使っているのか? [2019年05月21日]
ベトナム人は1日に数時間ソーシャルメディアやメッセージングに時間を費やしていると言われます。こういったユーザーの習慣が企業内のコミュニケーションにおいても影響を与えています。
仕事でスマホを利用しますか?
例えば、業務でスマホを利用する人は9割を超え、スマホの業務利用は当たり前です。特徴として挙げられるのが自分のスマホを業務に利用している形態で、 約9割の人が個人のスマホを業務に利用 して...
【第45回】ホーチミン・ハノイのイメージの違い [2019年05月08日]
南北に長い国、ベトナム。ホーチミン市とハノイ市は気候・風土・ライフスタイルなどあらゆる面で異なります。よくホーチミンは大阪、ハノイは東京と例えられますが、それぞれに住むベトナム人の気質も異なると言われます。
ホーチミン・ハノイの街のイメージって?
ホーチミン・ハノイ在住者に街のイメージを尋ねると、 ホーチミンは「Modern(現代的)」「Busy(忙しい)」「Advanced(進んでいる)...
【第44回】ベトナム人は本当にQRコードを使っているのか? [2019年04月24日]
VIETJOベトナムニュース、LINE@(ラインアット)はじめました
ベトナムのコンビニやショッピングモールでは、最近QRコードをよく見かけるようになりました。企業のマーケティングのキャンペーンサイトへの誘導だけでなく、最近はモバイル決済企業がサービスの普及に投資を広げています。実際、ベトナムの人々はどの程度QRコードを認知して利用しているのでしょうか?ホーチミン・ハノイの18歳〜39歳の男女...
【第43回】ベトナム人はユニクロを知っているのか? [2018年09月20日]
今まで何度も噂にあがっていたユニクロのベトナム進出が公式に発表になりました。2019年の秋にホーチミンに1号店をオープン するとのことです。
ユニクロの認知度は?
ユニクロですが、ここ数年でベトナム人の間でも大きく認知されるようになり、今回のアナウンスに喜んでいるのは日本人だけでなく多くのベトナム人も同様です。
数年前は、一部のファッション感度の高い層や海外旅行経験のある富裕層にしか知ら...
【第42回】小売店舗数から見るベトナムの現状 [2018年05月16日]
元々伝統的な小売店舗や家族経営の店舗などが多かったベトナムですが、ここ数年でチェーン店やモダントレード(MT)店舗などが急速に増えてきています。今回は、ベトナムの小売店舗数から現在のベトナムの小売のトレンドについて把握していきたいと思います。全体的には、ベトナムのチェーン店舗やモダントレードは確実な増加を見せています。それぞれのカテゴリーで15〜50%ほど店舗増加の傾向にありますが、具体的なト...
【第41回】ベトナムEC 5つのトレンド [2017年12月01日]
ベトナムのEC(eコマース=電子商取引)市場は、前年比で約4割の成長を遂げています。小売全体市場の成長が前年比約10%増ですので、ECはより大きな成長を果たしていることになります。当社では毎年ベトナムのEC市場の動向を調査しているのですが、今回のコラムでは、2017年のベトナムECについて5つのトレンドを紹介したいと思います。本調査は、ホーチミン・ハノイ在住の18~39歳の男女966名を対象に行い...
【第40回】ベトナムの都市部と田舎の生活の違いについて [2017年11月03日]
ベトナム市場を攻略しようとしたときに問題になる点の一つとして、田舎をどう捉えるかという点があります。9000万を超える人口を誇るベトナムですが、ホーチミン・ハノイの人口を合計しても2000万人に至らず、大多数が郊外・田舎で生活をしています。
ということで今回は、都市部の代表としてホーチミンを、また田舎の代表として キエンザン省 (ホーチミンから車で6時間ほど)における18〜49歳の800名に...
【第39回】「Made in Japan」のベトナムでの効果について [2017年10月04日]
みなさんは商品を購入する際、何を重要視しますか?その商品の性能や見た目はもちろんのこと、新興国においては、「原産国」が大きな購入要素の一つになります。
多くの人が気にする原産国の表記。今回は、当社がホーチミン・ハノイ在住の20〜39歳の男女660人を対象に、原産国についての意識、イメージ調査を行いました。
原産国を気にしますか?
調査でも 9割の人が、購入時に原産国を「非常に気にする」ま...
【第38回】ベトナムと日本の大学生の生活費大比較 [2017年08月11日]
ベトナムの大学生について調査をしてみると、驚かさせるのがその倹約生活ぶりです。今回は、実家住まいではない大学生が一体どんな生活をしているのかについて調査をしてみました。
先日当社で実施した1000名のホーチミン及びハノイの大学生の調査の中から、532名の実家住まい以外の大学生についてその実態を調査してみました。また、比較対象として、当社でインターンをしている日本の大学生(都心の私立大学に通う...
【第37回】スーパー・コンビニの進出で変わるベトナム主婦の買い物文化 [2017年07月11日]
ベトナムはアジアの中でも伝統小売(家族経営の店舗)の割合が多いのが特長です。一方で、ベトナム都市部を中心にここ数年、スーパーマーケット、コンビニなどのモダンチャネルも増えてきています。昨今の セブンイレブンのベトナム進出 などもその流れに拍車をかける一因と考えられます。
それでは スーパーやコンビニの進出によって、ベトナムの主婦層の買い物スタイルはどのように変化を見せているのでしょうか? ホ...
【第36回】ベトナム人が選ぶ 好きな上司と嫌いな上司 [2017年06月06日]
以前に、 ベトナム人の転職の実情 という内容でお話しましたが、ベトナム人が就職や転職する際の基準では「給与」「福利厚生」など条件面を中心に考慮することが多いです。では、実際に働く中での 仕事の満足度 は何から得られるのでしょう。実は、仕事の満足度と上司への満足度は大きく関係性があります。今回は、 ベトナム人会社員の好きな上司、嫌いな上司 について調べてみました。
※ベトナム人フルタイムワー...
【第35回】Facebook 対 Zalo!ベトナムで人気のメッセージアプリは? [2017年04月12日]
ベトナム人は1日何時間もインターネットを利用していますが、その中でも多くの時間をメッセージングに費やしています。日本だとメッセージングというと LINE(ライン) が圧倒的なシェアを占めていますが、ベトナムでは Facebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー) と、ベトナムのIT企業 VNG が提供している Zalo(ザロ) の二つが圧倒的な人気を集めています。
今回は、...
【第34回】ベトナム人は日本のアニメをどのくらい知っているのか? [2017年02月15日]
ベトナムに住んでいると、ベトナムの人々が日本の文化に高い関心を持っていることに驚くことが少なくありません。 「ベトナム人は親日」 ということを日々の生活の中で実感することが多々あります。今回は18歳~40歳の165名の日本語学習者と、126名の一般消費者の男女を対象に2017年1月に調査しました。
関心のある日本文化は?
「アニメ」 は、特にベトナム人の若者の間で関心の高い分野の一つではな...
【第33回】ベトナム人の知っている日本食は? [2016年12月07日]
ベトナム人は非常に親日で、日本の文化に非常に関心が高い点については、もう言うまでもないかもしれません。今回のテーマは、 ベトナム人と日本食 についてです。ベトナム人はどんな日本食を食べるのか、またその頻度はどのくらいなのか。16歳〜49歳のベトナム人男女500人を対象に調査してみました。
日本食は好き?
日本食を食べたことのある人に「日本食は好き?」と聞くと 7割の人が「大好き」もし...
【第32回】ベトナム人が日本語を学習する理由は? [2016年11月08日]
ベトナムでは、仕事をしながら夜間や週末を利用して学校に通っている人がとても多いと感じます。中でも、 外国語の習得が「良いキャリア」を得るための効率的な手段 と考えられています。そこで今回は、ベトナム人がどの言語を学習しているのか、その言語を習得したい理由は何なのか、16歳から29歳までの男女500人を対象に、調査してみました。
現在勉強している外国語は?
調査の結果、人気の言語は ダン...
【第31回】ベトナム独身女性が彼氏に求める条件は? [2016年10月12日]
前回は 「ベトナム人男性が彼女に求めるモノ、して欲しくないコト」 について調査しましたが、今回はその続きとして、 「ベトナム独身女性が彼氏に求めるもの」 について、18歳から39歳までのベトナム人独身女性500人を対象に調査してみました。
彼氏に求めるのは「性格」「健康」「経済性」
まず、「彼女に求めるもの」について各項目を5段階(5が「最も重視」)で評価してもらったところ、平均点数が...
【第30回】ベトナム人男性が彼女に求めるモノ、して欲しくないコトは? [2016年09月21日]
ベトナムに住んでいる皆さんは、「ăn cơm Tàu, ở nhà Tây, lấy vợ Nhật(中華料理を食べ、洋式の家に住み、日本の妻を娶る)」のがベトナム人の理想だよ、という話を一度は聞かされたことがあるのではないでしょうか。
どうやらベトナム男性にとって「日本女性」のような人が理想の妻のようですが、具体的に自分の彼女がどうだったらいいなと思っているのでしょうか。
今回は、18歳...
【第29回】2020年オリンピック開催地、知ってるベトナム人はどのくらい? [2016年08月29日]
リオデジャネイロオリンピックが先日、盛況のうちに終了しました。日本は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個と、合計41個ものメダルを獲得したこともあり、開催中は早朝からオリンピック速報をチェックした人も多かったと思います。
ベトナムでも、 射撃男子エアピストルにてホアン・スアン・ビン選手がベトナム初のオリンピック金メダルを獲得 したことが話題になりました。では実際に、どの程度の人が今回...
【第28回】ベトナム人はポケモンGOを知っているか? [2016年08月10日]
ホーチミン市の イオンモール・ビンタン 開業イベントでピカチューパレード
世界中でブームの ポケモンGO(Pokémon GO) ですが、 ベトナムでも2016年8月6日より、正式にサービスがスタート しました。
コンビニなどのプロモーションやショッピングモールなどのイベントによく登場するポケモンですが、実際ベトナムでの人気はどのようなものなのでしょうか? ポケモンGOサービス開始から約1か...
【第27回】ベトナムの若者の6割が副業持ち!? その実態は [2016年07月29日]
ベトナム人の実際の収入を知ることは、非常に難しいです。海外からの送金、仕事関連で受け取る「袖の下」に加えて、副業を行っている人が多く、個人の収入額が不明確になっています。富裕層であれば、本業以外に「不動産転がし」などで儲けていたりして収入の把握が困難であるのだろうと想像がつきますが、実際には 若者の多くも副業を行っていて、予想以上に収入を得ている 場合があります。
そこで、どの程度の若者が副...
【第26回】これを歌えば大人気!? ベトナム人が知ってる日本の曲 [2016年07月01日]
ベトナム人が「海外の歌」というと思い浮かべるのは、いわゆる洋楽だったり、韓流だったりで、日本の曲が頭に浮かぶ人はあまり多くありません。ですが、日本人が「海外で人気の邦楽はアニメソング」と考えがちなのとは裏腹に、ベトナム人に知られている日本の曲は思いのほかたくさんあります。
今回は、ベトナム人がどんな日本の歌を知っているのかについて調べてみました。
ベトナム人の知っている日本の歌 BES...
【第25回】ベトナム人のデート事情、「鉄板デート」は? [2016年06月02日]
ベトナムでは夜になると、公園や水辺の遊歩道でカップルが寄り添って座っている姿をよく見かけますが、ベトナム人カップルは普段どういうデートをしているんだろう?と思っている人も多いのでは。そこで今回は、ホーチミン市及びハノイ市に在住する18歳~29歳までの独身男女782人を対象に、彼らのデート事情を調査しました。
彼氏・彼女ありは50%、デート回数は平均2.6回
今回の調査対象のうち、「彼氏...
【第24回】ベトナム人はやはりベトナムコーヒーが好きなのか? [2016年05月11日]
ベトナムというと「コーヒー」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか? 現在、ベトナムのコーヒー輸出量はブラジルに次いで世界第2位。コーヒー豆の品質も向上しているようで、2015年から世界56か国のスターバックスで、ベトナム産のコーヒーが販売されています。
© NgBK
「ベトナムコーヒー」というと、独特のコーヒーフィルターで抽出し、コンデンスミルクを加えるのが一般的。一方、ベト...
【第23回】ベトナムの子供の何割がスマホを使っているの? [2016年04月13日]
第2回の記事 で触れましたが、2015年時点の調査で、ベトナムのスマートフォン普及率は全国で3割、都市部の若者に限れば6~7割がスマホを使用していました。現在その割合はもっと拡大していると考えられます。スマホの利用時間も非常に長いベトナムの人々。子供にスマホを使わせるケースも増えています。
そこで、0歳~6歳の子供を持ち、スマホ・タブレットを所有する母親300人に、子供のスマホ・タブレット利...
【第22回】ベトナムで人気のレストラン&コーヒーショップは? [2016年03月22日]
ベトナムでビジネスをする際、 「誰がターゲットとなるのか」 ということは常に注意しなくてはならない思っています。ベトナムの可処分所得の上位20%と下位20%を比較すると、日本でその差が4倍なのに対し、ベトナムでは12倍もある・・・などというデータもあり、 「平均的なベトナム人像」というのは存在しない と考えた方がよいでしょう。
そんな中でも、日本企業にとって比較的ターゲットとしやすい(収入及...
【第21回】テト明けに増えるベトナム人の転職、その実情は [2016年02月24日]
ベトナムの転職市場が最も盛り上がるのは、テト(旧正月)明けの時期です。テト前にボーナスを受け取っていること、またテトに田舎に帰ったことで心機一転したいという気持ちが高まることが背景として挙げられます。
テト明けの今、どの程度の人が転職活動をしているのか、どういった理由で転職を希望するのか、調査してみました。
転職活動をしている人は3人に1人
ベトナムのフルタイム労働者500人に対して...
【第20回】訪日ベトナム人の爆買いアイテムとは? [2016年01月27日]
日本の観光庁が2015年1月19日に発表した訪日外国人消費動向調査結果速報によると、2015年のベトナム人の訪日人数は18.4万人で、前年比でおよそ50%増加しました。また、 訪日ベトナム人の旅行支出額は1人当たり19万4844円、そのうち 買い物代が7万5164円 で、中国に次ぐ第2位となっています。
日本の空港でベトナム行きのチェックインをしていると、ベトナム人が大量の荷物を預けているの...
【第19回】ベトナム人はスマホで何を撮っているのか? [2016年01月13日]
ベトナムに住んでいると、レストランやカフェなどあらゆる所で、Selfie(セルフィー、自撮り)やWefie(ウィーフィー、自分を含めた仲間撮り)をしている人たちを見かけます。スマートフォンの普及に比例する形で、写真を撮る枚数は劇的に増えています。今回は、ベトナム人が何のデバイスを使って、どんな写真を撮影し、その後写真をどうしているのか、 Q&Me を使って調べてみました。
写真撮...
【第18回】クリスマスにベトナム女性が喜ぶプレゼントは? [2015年12月16日]
ベトナムでも都市部の街並みはすっかりクリスマスムード。デパートやカフェなどあちこちで、クリスマスツリーやサンタクロースの飾り付けが施されています。クリスチャン人口が少ないのにもかかわらず、日本では一年で最も大きなイベントの一つとも言えるクリスマスですが、ベトナム人にとってクリスマスとはどのようなものでしょうか?
クリスマスに関心があるのは56%、ホーチミン市では7割
16歳~39歳の男女5...
【第17回】「肉食女子」はいる?ベトナム独身女性の恋愛感調査 [2015年11月26日]
今回は ベトナム女性の恋愛事情 についてです。「ベトナム女性は嫉妬深い」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか? 彼女たちの彼氏の探し方や付き合い方などについて、20~34歳で「現在彼氏がいる」または「彼氏がいたことがある」独身女性300人を対象に調査しました。
出会いの多くは「学校」。但し「オンライン」が13%も
以前、 「彼女探しもオンライン?! ベトナム独身男性の恋愛事...
【第16回】ベトナム人が選ぶ◯◯な有名ベトナム人 [2015年11月06日]
ベトナムにも数多くいる著名人。テレビ番組や企業広告で目にすることが多いですが、ベトナム人の間で一体誰が人気なのでしょうか? 「最も綺麗」「最も格好良い」「頭が良い」「最も好きなスポーツ選手」「インフルエンサー」 として思いつくベトナムの有名人について、16歳~49歳までのベトナム人男女500人を調査しました。
「最も綺麗だと思うベトナム有名人は?」
1位は ホー・ゴック・ハー (Hồ...
【第15回】ベトナム人500人に聞いた「TPPどう思う?」 [2015年10月15日]
先日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が大筋合意に達しました。TPPの経済圏には日本だけではなくベトナムも含まれており、TPPの経済効果についてベトナムでも大きなニュースになっています。
それでは実際に、どのくらいの人がTPPを知っていて、どのような感想を持っているのでしょうか? ベトナムの16歳~49歳の男女500名に調査しました。
TPPを「知っている」「聞いたことがある」人が7...
【第14回】ベトナム人がイメージする「寿司」とは [2015年09月24日]
親日国ベトナム人にとって、「和食」は最も馴染みの深い日本文化の一つです。その中でも「寿司」は最も多くの人が連想する日本食なのではないかと思います。実際にホーチミン市に住む20歳~39歳の男女500名を対象としたアンケート調査では、 61%の人が寿司を食べたことがあり、79%が寿司を知っていると回答 しています。
ベトナム人が思い浮かべる「寿司」とは?
非常に多くの人が「寿司を知ってい...
【第13回】ベトナムの便座に足跡がある理由とは [2015年09月02日]
今回は ベトナム人のトイレの使い方 についての調査です。
ベトナムでトイレを利用する際に、便座に足跡がついているのを見て驚いた人も多いのではないでしょうか。ベトナムでは日本のウォシュレットのような温水洗浄便座がまだ普及していませんが、便器の脇に ハンドシャワー が備え付けられているのが一般的です。
それでは、なぜベトナムでは 便座に足跡 がつき、 トイレがビチャビチャ なのでしょうか? 男...
【第12回】ベトナム人が喜ぶ日本土産とは [2015年08月10日]
今回は 日本からのお土産 についての調査です。2014年に日本を訪れたベトナム人旅行者数は12万人余りで、まだそれほど多くないのですが、滞在中の出費額は1人当たり24万円近くにも上り、 中国人を凌ぐ 「爆買い」国民 でもあります。日本帰国時に会社のベトナム人スタッフや知人から、買い物リストを渡されるケースも多いのではないでしょうか。
そこで、日本に行った知人・友人にお土産を頼んだ事があるベト...
【第11回】彼女にしたいベトナム人女性芸能人は? [2015年08月03日]
日本では毎年「彼氏・彼女にしたい芸能人」というのが発表されますが、ベトナム人に人気の芸能人はいったいどんな人なのでしょうか?
16歳~49歳までのベトナム男性に 「彼女にしたいベトナム人芸能人」 について Q&Me を使って聞いてみました!
ベトナム人男性に人気の女性芸能人、TOP 10はこちら!
1位:Chipu(チープー)
1993年生まれ、ハノイ出身、ホーチミン...
【第10回】写真で見るベトナムのフェイスパック事情 [2015年07月13日]
化粧品市場は大きく「スキンケア市場」と「メイクアップ市場」に分かれるそうです。ベトナムはどちらの市場もまだ成長途上ですが、スキンケアについて気にしている人が多いように感じます。
実際のところはどうなのか、 Q&Me を使って調査してみました。
ベトナム人は、毎日メイクをするのか?
20歳以上の社会人で 「スキンケアを毎日している」という人が3割強 いるのに対して、 「メイクを毎日...
【第9回】彼女探しもオンライン?! ベトナム独身男性の恋愛事情 [2015年06月19日]
日本では、独身男性が彼女を探す場というと、合コン、友人の紹介、はたまた出会い系サイト・・・など、色々なパターンがあると思いますが、ベトナムの独身男性は、一体どういったところで彼女を見つけているのでしょうか?
ベトナムの独身男性500人(18歳〜34歳)に、Q&Me を使って、調査をしてみました。
ベトナムの独身男性に聞いてみた。「彼女、いますか?」
どのぐらいの割合の独身男性に、現在...
【第8回】アオザイ?透けシャツ?越人男性がそそられる服装は? [2015年05月29日]
ベトナムは、気候だけでなく、ファッションについても 「ホットな国」 です。
私のいるホーチミン市では、一年中気候が温暖だということもあるでしょうが、ベトナム女性の露出度の高さに、目を奪われることもしばしばです。
ファッションセンスとしてそれどうなの・・・と思うものもありますが、 アオザイ などは伝統美と 「ちらリズム」&「透けリズム」 が合わさって、どうしても目がいってしまいますし、若い子の服...
【第7回】日越「恋人にしたい男性芸能人ランキング」比較 [2015年05月20日]
前回のコラムで、ベトナム男性が選ぶ「 恋人にしたい女性芸能人ランキング 」についてまとめましたが、今回は男性芸能人編です。
下世話な内容が続いてしまいますが、前回と同様、今回も日本で選ばれた「恋人にしたい男性有名人」をもとに、ベトナム女性500名に「誰を彼氏にしたいか」を聞いてみました。
(日本の調査はORICON STYLEの元ネタをご覧下さい→ http://www.oricon.co.jp...
【第6回】日越「恋人にしたい女性芸能人ランキング」比較 [2015年05月04日]
日本で毎年実施される調査に「恋人にしたい女性有名人」というものがあります。
(調査内容はこちら→ http://www.oricon.co.jp/special/47751/ )
日本では、こういった「一般人が芸能人をどう思っているか」という調査がたくさんあります。そこで今回は、日本の恋人にしたい女性有名人ランキング上位10人の写真を使って「ベトナム男性だったら誰を選ぶか」を、当社の調査サービ...
【第5回】ベトナム人の食生活と健康維持法 [2015年04月14日]
ベトナム人の食生活といえば、『なぜベトナム人は痩せているのか』(森由佳子箸 幻灯舎)のような本が出版されているように、「早寝早起き」、「バランスの良い食事」、「少食」など、太りづらい生活習慣が知られるようになってきました。実際のところ、ベトナム人はどのくらい意識して健康的な生活を送っているのか、当社の市場調査サービス「 Q&Me 」で改めて調べてみました。
ベトナム人は食生活で何に気をつ...
【第4回】日韓エンタメ戦略の差によるベトナムビジネスへの影響 [2015年03月24日]
ベトナムでは、K-POPや韓流ドラマなどを目にする機会が多いと思います。一方、日本のエンターテイメントといわれると、「アニメ」「漫画」「コスプレ」などをイメージする人が多いように思いますが、実際、ベトナム人はどのように思っているのでしょうか。
今回は、ベトナムにおける日韓エンタメ事情を調査しました。
ベトナム人が知っている日本の有名人は誰??
上の表は、ベトナム人に聞いた「知っている日韓...
【第3回】2年で倍増!ベトナム人の日本観光事情 [2015年03月11日]
日本では、2014年の訪日観光客数が1300万人を超えて、インバウンド観光事業が一気に盛り上がりを見せてきています。タイやマレーシアといった国で外国からの観光客数が2500万人を超えていることを考えると、これだけ名所があり、食べるものも美味しい日本の潜在性はもの凄く高いように感じます。
ベトナム人の海外旅行先というと、中国(136万人)、ラオス(91万人)、カンボジア(85万人)などが人気で...
【第2回】スマホで変わるベトナム人のライフスタイル [2015年02月26日]
ベトナム人のインターネット接続時間は、日本の数倍にも上っています。以前から日本よりもWifi環境の良いベトナムですが、スマートフォンの普及に伴い、いつでもどこでもインターネットに接続できる環境が整ってきました。
スマホの普及率ですが、ベトナム全国だと3割を超える程度というデータがあります。都市部の若者に限って言うと6割~7割の人がスマホを使用しており、大学生でも6割が持っています。
都市部の若...
【第1回】ベトナムの教育市場とビジネスチャンス [2015年01月19日]
ベトナムは教育熱心な国として知られています。消費支出の6%程度が教育産業によって成立つ等、他の東南アジア諸国と比較しても割合が高く、また若者の数が多いため、所得の高まりとあわせて市場は大きく成長する事が予想されます。日系企業では公文なども早くから進出し現在は20弱の教室を展開する等事業を伸ばしています。
教育産業における市場
ベトナムでの教育産業においては大きく二つ市場があると考えてよいと思い...