ドンと行く!俺らのベトナム体験記

【第2回】「交流」というボランティア

2017年01月10日公開

みなさん、こんにちは。
早稲田大学ボランティアセンター公認 DOORS-日越交流プロジェクト- です!

今回お届けするのは、優しい笑顔でみんなを見守る、その姿はまるでおばあちゃん(?)の DOORS広報チームのリーダーぴろこ です。

突然ですが、みなさんはボランティアってしたことがありますか?
また、海外ボランティアにどんなイメージを持っていますか?

今回のコラムでは、私たちがどのような考え方、やり方でベトナムでのボランティア活動を行っているのかを紹介したいと思います。

 

「交流」ってボランティアなの?

私たちDOORSは、日越「交流」プロジェクトです。
交流をメインとした活動を行っています。
「交流でボランティア」って、イマイチぴんと来ない人もいるかもしれません。

DOORSが交流を大切にする背景には、ある1つのモットーがあります。
それは、 顔の見える支援 をすることです。

私たちは、奨学金の支援もしています。
でも、お金を渡すだけなら、社会人になってからでもできます。

「学生時代の今にしかできないことがしたい。」
時間がある学生だからこそ、実際にベトナムに行って、顔と顔を突き合わせて、子どもたちと触れ合うことができると考えています。
そして、 「交流を通して子どもたちに新しい世界を知ってもらいたい。」
そんな思いから、交流会活動を行っています。

 

ゼロからつくる交流会

では、一体どんな交流会をつくるのか?
交流会の内容は、ベトナムへ行く約3か月前からコツコツと話し合い始めます。


真面目なミーティング風景

現地の子どもたちはどんなことをしたいのか?
そして、 私たちは交流会を通して何を伝えたいのか?
この2つをマッチさせることが1番のポイントです!


科学者になった気分で理科の実験


日本の伝統、書道体験


上手に書けたよ!  


高校生とは、少しアカデミックな内容も

小学生から高校生まで、幅広い年代に渡って交流ができるのも我々DOORSの特徴です。
それぞれの年代が楽しめるような内容を考えています。

 

交流会に困難はつきもの!?

私たちの活動先はベトナムです。
実は、海外でのボランティア活動に困難はつきものなんです。

前日に大幅なスケジュール変更なんてよくあること。
当日に、「子どもたちが集まらなかった!」 なんてこともありました。
交流会を仕切るリーダーは、毎回の活動前夜、不安で眠れないのが習わしだったりします・・・。

でも、そんな数多くの困難があってこそ、交流会で 子どもたちの笑顔を見たときの喜びは本当に大きい!
頑張ってきてよかったな、と思える瞬間です。

 

ベトナムでの活動はもちろんトラブルもありますが、得るものが大きいからこそ、私たちは交流を続けていられます。
学生時代にしかできない、顔の見える支援を広げて、続けていきたいと思っています。

DOORSー日越交流プロジェクトー

早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(WAVOC)公認 DOORS-日越交流プロジェクトー

「相互理解・相互成長」を理念に、年2回ベトナム・ホーチミンの小中学校と高校で「交流」を通じた教育支援と奨学金支援をしている学生ボランティア団体。

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