ドンと行く!俺らのベトナム体験記

【第10回】「どうして日本語なの?」~ハノイの日本語学校~

2017年06月27日公開

みなさん、こんにちは!
早稲田大学ボランティアセンター公認 DOORS–日越交流プロジェクト- です!

DOORSは年に2回ベトナムに渡り、現地で 奨学金授与交流会 の開催による教育支援をおこなっている団体です。

今回は、ハノイにある Go To JAPAN という団体が経営している日本語学校に訪問して、ベトナムの高校生、大学生と交流会を行った時のことについてお伝えします。
担当するのは、DOORSの企画班で日本語学校交流会のリーダーを務めた ほなみ です!
よろしくお願いします!

 

驚き連続の交流会!

まず、交流会の最初の印象としては、 「みんな日本語とっても上手!!!!!」
みなさん、日本語を勉強してまだ数年なのに、こんなにも会話ができることにとてもびっくりしました。

交流会では、始めにDOORSから日本語の方言についてプレゼンをしました。
テーマは、それぞれの方言での「愛の告白」です。
同年代だからこそ共感できることが多かったようで、企画は大いに盛り上がりました。

次に、グループに分かれてアイスブレイクを行いました。
さらにお互い打ち解けるために私たちが用意したのは、 しりとりタワービルディングゲーム です。

「しりとり」は、ベトナム人の生徒のみなさんは初めての体験だったようで、とても楽しんでやっていました。
みなさん単語をたくさん知っていて、私たちもとても驚かされました!!

「タワービルディングゲーム」は、風船とストローとテープだけを使って一番高いタワーを作ったチームが勝ちというゲームです。


真剣な眼差し!

単純なように見えて、作戦が非常に重要なゲームです。
それぞれのチームが互いに作戦を考え、競争するのがとても楽しかったです。

 

どうして日本語を勉強するの?

最後に、グループごとにフリートークを行いました。
ベトナムの学生さんに、将来のことや日本の好きなところ、興味を持ったきっかけについて聞いてみました。


フリートークタイム!

彼らが日本語に興味を持ったきっかけは、漫画やアニメ、映画(「君の名は。」等)、音楽などが挙げられました。
やはり、 日本のエンタメ文化は海外でとっても愛されているようです!
(ホーチミンの田舎の小学生もドラえもんなどのアニメが大好きです。)

また、こちらの日本語学校の学生は、日本に留学するために日本語の勉強を頑張ってる人が多いようです。
具体的に、留学するにはどのような手順が必要なのかということや、実際に留学に行った時に文化の違いに戸惑ってしまいそうなので、日本での支援も欲しいという声もありました。

特に印象的だったのは、 早稲田大学に留学したいと言っていた高校生の女の子 です(すでにとっても日本語が上手!)。
私たち早稲田の学生が来たというとこでとても喜んでくれていました。
でも、早稲田に留学することはやはりとても大変なようです・・・。

そして、将来の夢については、 ベトナムの日系企業に就職したい という人が多く、日本で就職したいという人は思いの外少なかったです。
現地の日系企業に就職するには、日本語能力検定に合格しなければならないそうです。
そのテキストを見せてもらいましたが、問題は微妙な日本語のニュアンスの違いばかりで、私たち日本人にとっても難しいレベルでした。
これを解けるようになるのは相当な勉強が必要だなと痛感しました。

日本語学校での交流会を通して、夢を持って高い意欲で日本語を勉強している学生がたくさんいることが分かり、これからも 日本語教育支援という形でも交流会活動を続けていきたい と思いました。


恒例の自撮りタイム!


みんなとても仲良くなり、有意義な交流会になりました!

以上、今回はほなみがハノイの日本語学校での交流会についてお伝えしました!
次回の「ドンと行く!俺らのベトナム体験記」もお楽しみに!

DOORSー日越交流プロジェクトー

早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(WAVOC)公認 DOORS-日越交流プロジェクトー

「相互理解・相互成長」を理念に、年2回ベトナム・ホーチミンの小中学校と高校で「交流」を通じた教育支援と奨学金支援をしている学生ボランティア団体。

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