豚が如く

【3部作】オーダーメイドしに行こう!!~後編~

2015年07月28日公開

待たせたなぁ~!

どうもみなさんこんにちは、オシャレ番長(デブ)の佐井です。
というわけでオーダーメイド編に戻ってまいりました。
長らくお待たせしてしまい申し訳ありません。

忘れている方も多いと思いますが、 デブで連れだってスーツのオーダーメイド に行ったのでした。
現在の状況は、採寸から縫製も終わって、あとは仕上がりを確認するだけです。

詳しくはこちらから↓↓↓↓
【3部作】オーダーメイドしに行こう!!~前編~
【3部作】オーダーメイドしに行こう!!~中編~

今さらですけど、ベトナムは縫製大国なのです。
ベトナム人は手先が器用な民族らしく、昔から刺繍などが有名です。


ベトナムといえば刺繍

これに加えて、流通事情の良さ・人件費の安さなどもあり、最近のファストファッションブランドはベトナムに工場を持っている企業が多く、バングラディシュと並ぶ、縫製大国となっています。

ユニクロも、少し前は中国産が多かったですが、最近はベトナム産が増えてきているようです。


Made in Vietnam

前置きが長くなりましたが、とある日曜日のお昼過ぎ、ブラザーズがオーダーメードした品を着て、ホーチミンの新観光スポット、グエンフエ通りに再集結しました。


デブを待つデブ

ちなみに、今回も ソーセージの回 に登場したナンパカメラマン ショウちゃんが撮影に協力してくれました。

撮影2時間前に、佐井の奥さんが急病となり、カメラマンを急きょお願したところ、その日は朝からゴルフに行っていて丁度ホールアウトしたところだったようですが、二つ返事でOKして、急いで帰ってきてくれました。
実に良い奴です。


早速荷物持ち

そして、本日もショウちゃんのカメラは、 ギャルにピントがあってしまった ようです。

ブラザーズの正装よりも、ホーチミンのセクシーギャルに興味津々なようで
「あの娘、ほとんど裸やんなぁ」
と、楽しそうに撮影していました。

ちなみにこれイベントとかそういうのじゃなくて、ベトナミーズ・ガールの私服です。


右の人がほぼ裸

さて、気になるオーダーメイドのでき上がりはということで、順に紹介して行きましょう。

まずはタイちゃん。

カジュアルな生地をチョイスして、でき上ったスーツは、 細身でスタイリッシュ


タイちゃん登場

タイちゃんのスタイルの良さとあいまって、遊びから仕事まで幅広く使えそうなオシャレなスーツに仕上がりました。

メガネをかけると、TBSのアナウサーに居そうな感じです。
多分「ビビット」に出てくるアナウンサーでしょう・・・。

カジュアルながら、良い原稿を読みそうです。


たまにはマジメに

ちなみに、こちらは、 「ファッション業界のカバン持ち風」 のポーズらしいです。

軽いです、 実に軽い。
仕事を任せられない感じの軽さです。


いや~もう本当仰るとおりですぅ~スリスリ

そして、こちらは仕事終わりに、そのままクラブに繰り出す パーティーピーポー のイメージだそうです。

井上陽水入ってる気もしますが
なんにしろ万能なオシャレスーツに仕上がりました。


レッツ パーリー!

続いてウー。

身長の高さにフィットした重厚な黒のスーツで颯爽と登場。

出来る男の貫禄 です。


雨の中颯爽と登場

それにしても、ヤンチャ感がにじみ出し方が半端無い。

これは、契約更改に来た日本ハムの中田翔ばりの貫禄です。
怖い、実に怖いです。 カタギではない です。

ちなみに、中田翔とウーは同い年。
どちらも26歳に見えない貫禄という共通点を持っています。


26歳のカタギには程遠い・・・

しかし、ウー意外と手足が長くてスタイルがいいのね。
いつもTシャツ・短パンばかり見ているせいか、気がつかなかった。

ばっちり決まっていて、なかなかの仕上がりです。

なお、シャツもオーダーメードで作ってもらったものです。


意外と長い

そして、佐井

茶色の生地で作った、 巨体にフィットしたスーツ で登場。

なかなか既製服がフィットしにくい佐井の体系ですが、そこはオーダーメード。
しっかりフィットした、なかなかの仕上がりです。

ちなみに、佐井がスーツを着るのは実に3年ぶり。
自分の結婚式以来というご無沙汰です。
技術職はなかなかスーツを着ないのです。


どーん

自分で言うのもアレだけど、それにしてもいかつい。
完全に プロレス団体社長の貫禄 です。

多分レスラーたちの信頼は厚いものの、 経営はどんぶり勘定 であることが予想されます。
昭和なレスラー社長の香りがプンプンです。

なお、こちらのシャツもオーダーメードで作ってもらったものです。


経営も米もドンブリです

そして真打、山谷さん。

こちらも、 なかなか難しい体型にうまくフィットしたスーツ で登場。
実にいい仕事をしています。


ばすんっ

それにしても、グレーのズボンに紺のジャケットで、これは、 完全に馬主 です。

アラブマネーが入っているかもしれません。

とにかく、金の臭いがプンプンして、サラリーマン感が全くありません。
かなりの大物富豪です。

たぶん馬の名前は「ヤマヤンゴーゴー」とかですね。


馬主登場

と言うわけで、カバン持ちと馬主の絵もどうぞ。

このまま東京タワーの蝋人形館に寄贈できそうです。


き、今日もいいレースでした!スリスリ

途中、たまたま佐井が居合を教えてもらっている 井浦あすか先生
撮影現場を通りかかったのですが


先生登場

巨大なスーツ姿の男たちがたむろするホーチミンではなかなか見ない光景に、完全に失笑しいていました。

関係ないですが、背中に模造刀をしょってバイクに乗る姿は、キュートかつ、実にかっこ良かったです。

多分、佐井かウーがやったら、何かの討ち入りと間違われて公安につかまるでしょう。


笑いながら去っていった

それにしても、ホーチミンにはスーツ姿の人が少ない。

やはり、巨大な男たち、と言うことで、我々はかなり目立つ存在でした。


スーツデブ3人衆

というわけで、


ビテクスコの受付で

街中の撮影では、かなり周囲のベトナム人たちの注目を集めていました。


ビテクスコのエスカレーターで

こんな感じで、それぞれ体型にフィットした


ビテクスコのカフェ前で

素敵なスーツができ上がりました。


おいしそうな物の前で

今回、4人とも満足なスーツに仕上がりました。

いやはや、体型にしっかりフィットして、日本で買っていた既製服とは着心地が全然違っていました。
特に、 体型が特殊な人にはとてもお勧め です。


肉まん!肉まん!

なお、オーダーした「Tailar Ralan」さんは、デブに限定しているわけではないので、通常の体型の方もOKです。
生地の持ち込みもできますので、気になる方はメールか電話で問合せください。

Tailar Ralan
住所は 254B Ly Tu Trong Dist1, Ho Chi Minh, Vietnam
ニューワールドホテルの近所です。

また、女性用のオーダーメイドも受け付けています。
佐井の奥さんも近いうちにワンピースを作りたいと言ってました。


Tailar Ralan

佐井高志

ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」

日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。

このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。

2016年11月日本へ帰国。

2018年9月再度ダナンに駐在。

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