豚が如く

熱々ラーメンがナンボのもんじゃい~前編~

2015年05月12日公開

こんにちは、ホーチミンの摩天楼アントニーこと佐井です。

先日、ホーチミンにて、日本の文化を紹介する「 Sakura Fair 」なるものが開催されました。

このイベントの中で、「ラーメンの早食い大会」があると ベトジョー 編集スタッフよりタレこみがあり、 「これは、行って懲らしめてやらないと」 ということで、兄弟ウーさんと一緒に行ってきました。


Sakura Fair に来場するデブ兄弟!!

イベントは、ホーチミン1区にある インターコンチネンタルアシアナサイゴンホテル 2階の「味千ラーメン」にて開催されていました。


場所はインターコンチネンタル2階の味千ラーメン

早食いイベントは12時半から開催ということで、12時に会場入り。
たくさんのベトナム人が来場していて、熱気あふれる会場に圧倒されながらも、「ラーメン早食いのエントリーはどこでするのか?」と探してみたのですが、なかなか担当者見つからない。


たくさんの人々で溢れかえる会場

5分ほどさまよってようやく担当者を見つけたものの、佐井とウーのベトナム語力では「ラーメン早食い競争に出たい!!」という意志がなかなか伝わらず、写真撮影について来てもらっていた、佐井の奥さんに協力してもらい、なんとかエントリーすることに成功しました。

ラーメンを早く食べたいだけなのに、デブにも国境はあるようです(涙)

いやぁ~~なんとかエントリーできたと、デブ汗が止まらない佐井ですが、ここでなんと、「外国人がエントリーした」ということで、英語の話せる担当者がルールの説明に来てくれました。


兄弟のために英語で説明。しかし、英語もよくわからん。

担当者:「スタート ノ アイズデ  タベハジメテ、オワッタラ テヲアゲテ クダサイ」
佐井:「オーケー、オーケー」

その後、よくわからないインタビューが。
担当者:「ドコノ クニ カラ キタノカ?」
佐井:「日本からだよ」
担当者:「オー、 スモウ ノ ヒト デスカ?
佐井:「いやいや、普通のデブです」
担当者:「キタイシテイマス!!」


黒船来襲!!のイメージで写真撮影!!

なんだか、わけのわからない誤解を受けているようですが、とにかく巨大な2人がエントリーしたので、担当者も異様に期待している様子。クロマティーとバースが入団したような期待感を受けつつ、席も中央の本命席に案内されました。

説明も終わり、会場の他の参加者を見渡すと・・・


どんな強敵がいるんだろうとチェック!!

どこも、もやしのように細い人ばかりじゃないですか。
「大丈夫なのか?こんなに細い人ばかりで、我々相手に勝負になるのか?」
と、若干上から目線で会場を見渡すプロ気どりのデブ兄弟でした。


会場は細い人ばかり、本当に戦えるのか?

参加者は12人、10代~20代と思われるベトナム人が大半で、小柄な女性も2名ほど参加していました。

しかし、他の参加者もこの謎のクロマティーとバースに、これは只者ではないと警戒心を強めて声をかけてきます。

参加者A:「 スモウ ノ ヒト デスカ?
お前もか!!

そうこうしているうちに、ルール説明開始。すべてベトナム語なので、95%以上が理解不能。


ベトナム語の説明、ほとんどわからない(>_<)

しかし、そこは聞ける可能性が1%あれば聞くのが本命の宿命。
(※北斗の拳「たとえ99%勝ち目がなくとも…1%あれば…戦うのが北斗神拳伝承者としての宿命だ!!」byケンシロウ)

しっかり真剣に聞くデブ兄弟です。

とりあえず聞き取れたのは、
「ラーメン、ニャンニャンニャン」
ベトナム語では、「ニャン」は「早く」の意味で、それを三回も繰り返しているので、相当急がないといけないのでしょう!!

とにかく、説明はほとんど理解できませんでした。
英語でされたときは30秒くらいで終わりましたが、ベトナム語の説明は5分くらい続いたので、若干不安でしたが、まぁ、そこは何とかなる腹をくくる2人です。

そしていよいよ、ラーメンが配られ始めました。

配られたラーメンはこんな感じです。

美味しそうなラーメンです!!

どんぶりに、一人前のラーメンが入っています。
空腹で来場した佐井は、完全にパブロフのデブと化していて、ヨダレが止まりません。

そして、司会者の号令とともに、「ラーメンニャンニャンニャン」はスタートするのです。


そして、高らかに開始合図!!

(後編に続く)
熱々ラーメンがナンボのもんじゃい~後編~

佐井高志

ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」

日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。

このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。

2016年11月日本へ帰国。

2018年9月再度ダナンに駐在。

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