豚が如く

Do you love sausages? Then prove it!~後編~

2015年07月21日公開

どうも、サイゴンデブの元締め佐井です。
前回 、ソーセージ1.5キロに挑戦したメタボリックブラザーズ達だったが、25分、 カーズこと木村さんが考えるのをやめた。


もう、食べられないです。

残るメンバーたちは、果たして食べきることができるのか?

それにしても、長期戦のスペシャリスト・ウーの調子が悪い 。
25分経過時点で、7/15本しか食べ終わっていない。


残り8本

フォーの時にはあんなに中盤戦に強かったのに、体調でも悪いのか?
と、気にかけたところ、どうも集中できてないことが原因らしい。


気が散るんだよね~

実は、テラス席のオーランドと辻元議員が、 激しくいちゃいちゃ しだして、それに気を取られてソーセージに集中できない模様。
オーランド、お前そっちだったのか・・・。
いや、私もアメリカでは民主党支持のリベラルな人間で、アメリカの同性婚合法化は支持していますが、こんな我々と至近距離でいちゃいちゃしなくても・・・。


気になるわ~!

多分、この2人の中のBGMは、尾崎豊のOh My Little Girlが流れているのでしょう。

♪凍えた身体 そっとすりよせて 君は口付けせがむんだ
♪Oh My Liittle Girl 暖めてあげよう
♪Oh My Liittle Girl こんなにも愛してる
♪Oh My Liittle Girl
♪二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
♪いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ


気になる・・・!

いや、Little GirlではなくLittle Boyだ。
そして、常夏のホーチミンで凍えることもなければ、暖めてもらう必要もない。

とにかく、ウーはこのカップルに気を取られ、ソーセージに集中できないでいるのだった。

ウー:「いや、ある意味 ソーセージ には集中してたんですよ・・・」
やばい、下ネタだ・・・。


さすがのスピードスター

スピードスター佐井はというと、なんと25分に時点12/15を食べきり、残り3本。
しかし、さすがにソーセージの塩分にやられて、ソーセージよりもビールばかりが進むようになっていました。

とにかくしょっぱい。
口の中のショッパサを調整しようとビールを飲むが、ビールの量が足りない。
この時点で500ccのジョッキも2杯目が底をつきそうである。


あの手この手でなんとか・・・

そして、軍師石原さんはというと、塩気に対抗しようと、 秘密兵器アイス を投入。


残り5.5本

この時点で9.5/15を食べ、残り5.5本。
さすが、軍師、計画的に食べ進めている。
これは、ゴールも近いか?


グリルプレート

ちなみに、野次馬根性で見物に来た3人も
意外なグリルプレートのボリュームに苦しんでいた。

いや、多い、これは5人くらいで食うものだろう・・・。
もちろん美味しいのだが・・・。
とにかく多い・・・!
と、研究生タイちゃんを中心に食べるも、食べつくすことは難しい。


こちらもきつい

疲労の色を隠せないタイちゃんと宇井さんだが、ショウちゃんは何故か無邪気にデザートも注文。

彼はどうやら天然のようだ。


野次馬のプリン

というわけで、プリンデザートのプレートが到着。
こちらもなかなか美味しかったとのことです。


ラスト1本!

そうこうしているうちに、35分、なんと佐井のソーセージが残り1本に。


♪負けないで もう少し ♪最後まで 走りぬけて


♪どんなに 離れてても  ♪心は そばにいるわ


♪追いかけて はるかな夢を~~~!!!

辛かった記憶
しょっぱかった記憶
様々な記憶をぐっと飲み込んで

スピードスター佐井高志、 35分でソーセージ1.5キロ完食です!!!


シェフ

35分という好記録に、シェフもやってきて祝ってくれました!!

シェフ:「お前ならもう一皿行けるだろ!!」

いや、絶対無理です。。。。。


アイスばっか

佐井の完食に刺激をうけつつ、石原さんもソーセージを進めていきます。

しかし、塩気にやられて、なかなか前に進めず、アイスにばかり手が伸びます。

残り3本の所まで食べ進めますが、もう一歩が進まない。


Nutella登場

ここは・・・ということで、Nutella(ヘーゼルナッツ入りチョコクリーム)をソーセージに塗り始めます。
石原さん:「意外と合う!!」
本当なのか?


完全に目がイッてる

「どれどれ、僕も」、とウーもNutellaに挑戦。
このころウーも、残り4本に迫るが、口中に広がるショッパサに目が充血してきていました。


ぐふっ・・・

Nuttllaをつけたソーセージを口に入れると
ウー:「い、意外と合う・・・!!」
いや、表情的にはそうは見えないぞ!!


アイスハンパねぇ~

そして、石原さんからアイスの誘惑が
ウー:「やばい、アイス美味しすぎる!!」
その後、アイスばかりを食べてソーセージが進まない。

この頃になると、熱々だったソーセージも冷めて、あんなにジューシーだったのも過去の話。
ちんすこう 並のパサパサで、なかなか喉を通らない。

ウー:「クソ―こっちのソーセージも、後ろのオーランドに何とか■○%&■・・・・」
おいおい、激しい下ネタだぞ。
いいぞ!

2人の健闘もむなしく、60分が経過するのです。

最終結果


カーズ木村 失敗


あと4本

ちなみに、ソーセージはお持ち帰りして
翌日暖めなおして食べたら、メチャメチャ美味しかったとのことです。


軍師石原 失敗


あと3.5本


巨人ウー 失敗


こちらも残り3.5本


スピードスター佐井 成功


全部食ってやったぜぇ~


ヨー!

苦しい戦いでしたが、戦い終わってノーサイド。

最後にお店から謎の薬草のリキュールが振る舞われ、モッ、ハイ、バー、ヨー!!と言うことで乾杯です。
ショットで一気飲みしました。
こちらも、意外ときつかった。

ちなみに、この挑戦、 失敗すると70万ベトナムドン(約4000円)のお支払い。
3人は仲良くお支払いして帰りました。

佐井高志

ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」

日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。

このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。

2016年11月日本へ帰国。

2018年9月再度ダナンに駐在。

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