豚が如く

【3部作】サイゴンデブサミット開催~後編~

2015年03月31日公開

(前回までのダイジェスト)
国境なきデブ団として集結した四人
しかし、理想と現実のギャップは大きかった
本当にホーチミンにデブを増やすことはできるのか?
試練の最終回が始まります。

最終回にして本日最大のテーマは
「ホーチミンでデブはモテるのか。」

既婚でホーチミンに来たため、
あまり状況がわからない僕としては
是非是非聞いてみたかったトピックスです。

木村さん 「特にモテると言うことはないですが、 痩せてるよりかは好意的に受け取られます。」

ウーさん 「少なくとも、日本みたいにデブが嫌がられる文化は無いですね。」

木村さん 「デブは金持ってる証拠でもあるので、日本で言うと恵比寿様とかそんな扱いしてくれますよ。」

そうなのか、やはりホーチミン女子はデブに優しいのか。

ウーさん 「そもそも、日本人だと言うだけで結構モテますからね。まあぼく日本人じゃないですけど(笑)」

いやお前はもう日本人よりも日本人だろ。

それはさておき、そうなのです。ここホーチミンは日本人がかなりモテます。
日本人はお金持ちというイメージと
技術やファッションが進んでいることからオシャレなイメージがあり
それでいて、傲慢でなく紳士的な国だと認識されているため
未婚日本人は、ベトナムではかなりモテモテです。
※一部例外ありですが・・・

日本では全然モテなかった人が
ベトナムに来て、とても美人な奥さんをもらったといった話はよく聞きます。

日本人であることに加えて、裕福の象徴であるデブになれば
ホーチミンでモテモテになること間違いなしです!
ただし、ベトナムの女の子とうまく付き合うには相当の努力が必要だそうで
その話はまたおいおい・・・


彼女・・・

しかし、この話題になったとたん、持ってる男山谷さんの顔が暗い。
そういえば、ウーさん木村さんは彼女がいるのだが
山谷さんには彼女がいないのを忘れていた。。。。。。

山谷さん 「うーん、本当にもてるんですかね?」

佐井「・・・」
木村「・・・」
ウー「・・・」

ベトナム上陸後、結果の出せていない山谷さんは
まさにACミランで不調にあえぐ本田そのもの。

というわけで、そんな山谷さんに是非チャンスを見つけてほしい。
緊急募集、「山谷さんの彼女を探せ」を開催します。
http://life.viet-jo.com/contact
「お問い合わせ内容」の冒頭に、「豚が如く 山谷お見合い希望」と記載ください。
国籍・年齢・性別は問いません。また、自薦・他薦どちらもOKです!!
連絡いただきましたら、至急お見合い企画を開催します!!

その後、木村さんに執拗に彼女の写真を見せてくれと懇願する山谷さんでした。
やはり恋に恋する年頃なのか。。。。

今年のテト(旧正月)休暇は、一緒に旅行に行く彼女がいなかったため
1人でプーケットに釣りに行っていました。
来年こそは、一緒に旅行に行くパートナーを見つけてほしいと
心から願うキャプテンでした。


食いモンがあればいいし

最後にサイゴンデブサミット卒業(ダイエット)の予定はあるか聞いてみました。

ウーさん 「・・・・・・・・・・」

木村さん 「・・・・・・・・・・」

山谷さん 「あ、僕脱退しますよ!!」

お、お前がか。山谷。
そう言いながら、しめのラーメンをがっつり食べる山谷さんには
「動かざること山の如し」という言葉が似合っていました。

ウーさん 「そもそも、山谷さん、ほんとに120キロなんですか? もっと重い気がするんですが。」

山谷さん 「ホーチミン来てから体重計乗ってないから、 正確なことはわからないんだよね。 日本を出るときは120キロだった感じで。」

おいおい、絶対120キロ以上ありそうじゃねーかよ。。。。。

山谷さん 「ただ、昔どこまで太るのか試してみて、128キロまで行って その時は、すごく体調が悪くなって その時の状態わかってるから、多分今は120キロですよ。」

うん、全く説得力の無い説明だ。。。。。。。
昔、村上龍の小説に「限りなく透明に近いブルー」というのがありましたが

これは、山谷さんの体重疑惑は
「限りなく暗黒に近いグレー」でしょう。。。。。


全力で〆のラーメンを食べるサラブレッド

そんなわけで、サイゴンデブサミットは終了しました。
結論としては、

服を大量に持って、薬の名前だけ記録して来れば
ホーチミンはデブにとって住みやすい街だと思います。

サイゴンデブサミットとして、今後、デブをどんどん誘致できればと思います。

と言うわけで、最後に小柄な店員さんとパシャリ。
やばい、遠近感がおかしいです。


デブ戦士達

佐井高志

ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」

日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。

このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。

2016年11月日本へ帰国。

2018年9月再度ダナンに駐在。

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